回想録 ①

回想録 SPLITTER BOXX

-エピローグ-

このSPLITTER BOXXが全ての始まりだ!といっても過言ではないのです。

現にSPLITTER BOXXには

serial number 001が貼られています。

そう、初めてのお客さんなんです。

実はserial numberを設けるってのは、

このお客さんの要望なんです。

僕はリハーサルスタジオで勤務しています。

2014年の11月のある日

依頼主になる方は僕に尋ねて来ました、

『ギターアンプとベースアンプを同時に鳴らしたい』と

僕はアイディアとして、

ステレオアウトするエフェクターを

システムの最後に置いてみては?

今思うと最後じゃなくても良いですね笑

ディレイやリバーブやコーラスと言った所ですかね。

いつもと変わらない会話でした。

余談なんですが、

FREE THE TONEの林さんが

最後はディレイやリバーブでは無く

コーラスが良いって言ってたので

僕のシステムの最後はコーラスです。

戻りまーす。

リハーサルスタジオなので、

お客さんがリハーサルしてる間に

簡単なパラレルBOXXを

ストックしているパーツで作りました。

この頃の僕は

『話してみるもんだな、

良いことあった!』月間でしたので、

相談してくれたので、

『話してみるもんだな、

良いことあった』の感覚を

プレゼントしてみたんです。

この時点でお客さんが超喜んでいるんですよ!

こっちまで嬉しくなっちゃいます。

そして、その試作品パラレルBOXXを試してもらい二台同時に鳴る感覚を確認してもらいました。

そしたら、この試作品を売ってくれと言ってきたんです。

僕もいつか、自分のモノだけではなく

僕が作ったモノが誰かのエフェクターボードに鎮座していたら…

なんて夢見たことも

無いわけではありません。

僕は答えました。

『どうせならシッカリしたモノつくりましょう!そして要望に可能な限り答えます!』と

つづく…


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