2月8日 東京エフェクターさん主催初場所2015@両国SUNRIZE ②ディストーションコンテスト編

紙相撲の後は

ギタリストの方によるデモンストレーション

参加エフェクターブランドのペダルを使った演奏でした

 

 

 

僕の記事にはそのへんは割愛させてもらいます。

すいません。

そして次は僕にとってのメインイベントです。

自作ディストーションコンテスト

ここからは僕の主観で書かせてもらっています。

 まず冒頭で言っておきます。

今回は長文です。

思いを凝縮させない事にしました。

ズラリと並ぶアマチュアビルダーの

自作ディストーション10台

僕のペダルは7番目です。

自分のペダルの番が来るまでに

コンテスト開始から1時間ほど経過しており、

酔いも覚め、腰の疲労…

きっと険しい顔で

凝視していたんじゃないかなw

順番が来るまで

内心、ちゃんと音出るかな?

変なノイズ乗らないかな…って、

ドキドキしてました。

その心配は直ぐに消え去りました。

元気な音を出してくれてます。

我が子は親に勇敢な姿を見せてくれています。

【欲張りな私から、欲張りな貴方へ】

欲張りレッドです。

僕のペダルの説明を司会の方が

会場の方やギターリストに説明すると

ギターリストから12接点…

《そんなにあるのか…しかも二つも…》←勝手に予想した心の声

ギタリストの方が近くにいるスタッフに

ペダルを代わりに操作して下さい。と言いました

え?僕のペダルだけ…扱いが違う…

デモプレイをする演奏者ではなく

近くのスタッフが自分のタイミングで操作するって…

演奏者との意思の疎通があり

長年の相方ならまだしも

その場限りのスタッフでは…

説明しながら、ココをこうすると

こう変わりますよって言いながら

聞き比べて好みを見つけるならまだしも…

多彩なスイッチやツマミがたくさんある

僕のペダルを操作するのは

至難の技なんですかね…

正直にいうと遺恨が残ります。

感じ取れちゃうもんですよ

 

ペダルの触り方に現れます

そしてプレイに現れます

動作や一言一句に集中して凝視してるんですもん

 

プロが依頼された仕事ってわりには・・・

 

実際に会場で一番前の真ん中でギタリストの方のデモプレイを見ていた

時にも気付きましたが

YouTubeに上がっていた動画を繰り返し確認もしました

ギターリストの方が操作してたツマミ

この時は右側面の手前側のRANGEスイッチ

回してくれと頼まれたスタッフの方、

奥側のSELECTスイッチを触ってました。

言葉にはしませんが、愕然。としました。

そんなに難しいのかな?

直感的なエフェクターじゃないとポテンシャル引き出せないのかな?

ちなみに他の方のペダルでも多々ありましたよ。

A chをONにしてB chのコントロール ツマミを操作する場面。

機械音痴なのかな?って思いました。

ゲーム機のコントローラーで解釈してみたら分かり良いと思いますが、

操作したって動かないですよ。

OFFにしたまま操作をし、

演奏をする

このペダルのポテンシャル、

まだまだあるのに…

 

そんな思いの中

そして気が良いだけの口からでた

ありがとうございますという言葉と共に試奏は終了。

次の方のペダルになりました。

そして気が良いだけの口からでたありがとうございますと

恩恵を授かり環境に感謝したありがとうございます。の違いわかりますか?

ディスてる訳ではありません。

ですが。感じてしまったのです。

今回のコンテストでの反応は

決してネガティヴだけではないと思うんです。

ペダル選びで音が

勿論優先順位が一番なんですが、

ペダルのポテンシャルより

シンプルな操作性、直感的かつ合理的なモノが好ましいのだなと感じました。

僕のペダルは多彩過ぎで、

少ない時間じゃ足りない。

コレはギタリスト方や

コメントしていた池田さんの口からも

何度も出てました。

もし販売する事になったら

試奏が長くなる、

説明が大変、、

そして

少ない時間ではペダルの良さを見つける事が出来ず

結果、わかんねーって飽きてしまう…

僕のディストーションは向き合う時間が必要なペダルなんですね。

サクッと良い音を出す事は良いでしょう。

この音どうだ?!って

シンプルな操作でこの音をこうしたら、

このエフェクターを使うときはこの設定が好き。それも良いです。

音が決まってればフレーズは出てきますから。

 

僕の求める所と違ってるだけです。

僕は音作りって料理と同様に考えれる所たくさんあるって思ってます。

3分で出来る料亭の煮物ってありますか?

味(音)にこだって

自分でしっかりと味を作り提供したいのか?

レトルトの様に簡単手軽ソコソコの味で良いのか…

あ、料金が高いレトルトって

ブティック系エフェクターって解釈する事も出来ますねw

味と音を入れ替えて考えると良いでしょう。

僕が思うにこのペダルは

曲に合う鳴り方を見つけ出して下さい。

そんなペダルなんです。

幾多のバリエーションの中から

絶対に存在するプレイヤー好みの

鳴り方、響き方を見つける

そんなペダルなんです。

めんどくさいって言われたらお終いですが、

キャッチコピーにある様に【欲張りな私から、欲張りな貴方へ】

モノ好きな方が手にとってくれたら、

それでいいんですよ。

 

もういっそう、

サブタイトル付けようかな

 

【見つけ出して下さい。貴方好みの響き方】

なにこのポエマーw

どんな路線行くんだオレw

 

 

はい、仕切り直して

もしコレを読んだ大先輩の方々はどう思うかわかりませんが、

俺の設計した音だ、聞け!いいだろ。

とか

よくある、あの頃のあの音の再現…とか

又は、既に存在する様なペダル。

ペダルビルダーならよく聞く話だと思うのですが、

僕は、ほぼ興味ありません。

 

 

 

プロではない大半のUserは中国系の安いペダルを購入しますからね。

求む音に近い音が出るから満足なんです

 

プロの方もたまにボードに入ってますよね。

同じ様な音ならば安くて小さいもの。

自然な流れです。

某所のギタリスト同士が交流をする所でこの様な事を多々拝見します。

でもハンドメイドのビルダーがヤる世界ではないですよね。

ハンドメイドビルダーがヤることって

少人数ならではの

独創的なモノづくりだと思います。

ですが、

企業としているなら売れる商品を作るならなきゃならない、商売なら大衆受けも必要ですからね。

僕も商売なら売りたいモノではなく、

売れるモノを選択する日も来るかもしれません。

この二者の合理的なモノを作るでしょう。

そして自分の流儀を備え逸脱した存在になれてれば…願ったり叶ったりですよね。

ですが逸脱した存在って

何時の時代でも

マイノリティーな人間なんですよね。

大衆からズレている存在。

そしてその逸脱した存在に気が付き

マニアックな選択をする

one and onlyを求めた

コアな人、そんな人からシーンに火がつくんです。

僕は自分自信が欲しいものを作るのが

僕のやり方。

自分が【あったらいいな】って思うモノを作りたいんです。

僕は

斜め向こうの発想で

好きなレイアウトで、

好きなパーツ選び、

好きな色を塗る。

これぞハンドメイド醍醐味です。

そして外観のインパクトって

とても重要で印象の残像が残るモノを

正直な話、知らない人から見ると

どれも一緒。

なんて言う事、よく耳にします。

でも、コレは違うね。

こーゆーのイイね。が僕の狙う所。

探究心とアンテナには自信があるので

毎日が吸収出来る事ばかりです。

この上ない幸せです。

そして先駆者の方々

先を走っている背中すら見えないです。

尊敬してます。

そんな方 たくさん、たくさん居ます。

自分はまだまだだと思っています。

ですが、同じ様な事をする気はありません。

それは、大前提を見失う事と同等な気がします。

僕はいつだってマイノリティーです。

万人受けじゃなくても良いんです。

I did my wayですよ。

先ずは出来る事、いわば得意な事を

伸ばしていきます。

後から知識と経験が備われれば…

甘い考えって出る杭は打たれるだろうけど、

独創的な感性が音楽のカンフル剤だと信じてます。

みんなだって飽和状態のシーンに情熱は減退した経験あると思います。

ソコをどうにか動かす事が出来るのは

時代のニーズ、そしてそのニーズに反した逸脱した存在。

《凄いのでてきたなー》なんて事

何度も感じて来ましたよね。

決して先輩方をディスってる訳じゃありません。

もの凄くたくさんの事に気付かされた日でした。

たくさんの教養ありがとうございます。

肌で感じ気づかされました。

キッカケがあり熟考し見つけました。

今回イベントにボッチでの参加。

シャイな私は人と話が…

イベントの後は秋葉原の桜屋さんに戻り

(戻りと言うのはですね、実は両国のイベント前にも桜屋さんに寄っていたのです)

色々話、更に色々と気付きました

お土産ありがとうございます。

イベントでは肌で感じ勉強になりました。

秋葉原ではまた違う教養を

とても充実した1日でした。

長文読んでくれた人にも感謝します。

ありがとうございます。


S.S.B.LAB 

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